異音

小説書いていきます。

日常

僕の奇妙日記 泣虫死神

九月三日。晴天。いつも休日は昼まで寝ていることが多いのだが、今日は珍しく朝の八時に目が覚めた。目覚めがいい上に心地良い涼しさで、とても気分がいい。カーテンを開けると太陽の光が僕の部屋に降り注いだ。こんなに気分のいい朝は初めてなので、散歩に…

僕の奇妙日記 溶解学級

八月十七日。晴天。今日は最高気温三十五度を上回る真夏日だ。同じ制服を着た人間が何人も汗を垂らし、まるでゾンビの様にふらふらと歩きながら登校している。僕もその一人だ。教室に設置されているクーラーの冷気で癒されることを思いながら、一秒でも早く…